会社の制度を利用する　　収入を増加させる方法　　実践　危機的家計脱出の道

会社の制度を利用して収入を増加させる方法を紹介しています。皆さんの会社に該当する制度はありますでしょうか。

■持株会
会社員なら退職金よりも多くの金額を得ることのできる可能性のある投資方法があります。
それは従業員持株会制度です。

簡単に制度を説明しますと、
毎月一定の金額を拠出して自分の会社の株を買っていく制度です。賞与時には毎月の拠出金額の一定倍数を投資することになります。
たとえば毎月１万円の拠出で賞与時が３倍なら年間１８万円の投資をすることになります。

持株会のメリットは、
１．給与から天引きされるので、手間がかからない。
２．ドルコスト方式のため、取得価格が平均化される。
３．会社の規定にもよりますが、会社から一定の補助（拠出金の５〜１０％の会社が多いようです）がでる。　などです。
リスクは、
当然株式ですので、株価がさがれば持っている株式の価値も下落することです。

持株会に加入するときには持株会の規約で以下の点を確認してください。
１．単元数（株式市場で売買できる数）に達した時、株券として引き出せるか
２．単元数に達するのにどのくらいの期間がかかるか　
　株価はあがったり、さがったりしますので、会社を退職するまでずっと持ちつづける人は別にして、株価が高いときに売却して換金できることが必要です。ですから、単元数になった時に引き出せることが重要です。また、単元数に達するのに５年以上もかかると機動性がありません。株価が高く、単元数が１０００株の会社はこのようなケースにあたりますので、注意してください。

自分の会社の可能性に投資するので、自分の会社を良く知っている、自分の会社をよく知りたい人にはお勧めです。

■ストックオプション
ストックオプションとは、会社の株式を購入できる権利のことです。この権利には一般的には価格がつくのですが、社員に自社株を購入する権利を与える場合には、無償であることが多いのです。
会社がストックオプション制度を導入して、権利を与えられた場合は、申込んでおいて損はありません。市場での株価が行使価格を上回れば、行使（購入代金を振り込むことが必要になります）して、株価が行使価格を上回った金額の利益を得ることができます。

ＴＯＰページヘ