収入、所得、控除 家計の基礎知識実践 危機的家計脱出の道 

■収入
収入とは、会社員の場合、会社から得る給料、賞与の総額です。いわゆる額面の年収になります。事業者の場合、事業から得る全収入のことです。会社員の場合、不動産を所有している場合、その不動産から得る賃料も収入になります。

■所得
所得とは、収入から経費を引いたものになります。会社員の場合、収入から給与所得控除額を引いた金額が所得になります。事業者の場合、収入から事業に使用した経費を引いた金額が所得になります。

■控除
控除には以下のようなものがあります。
●基礎控除
 すべての方に適用される控除で、控除額は38万円です。
●社会保険料控除
 自分や生計を一にする配偶者その他の親族が支払ったり、給与から控除された健康保険料、国民健康保険料(税)、国民年金保険料、介護保険料、厚生年金保険料などの金額が控除されます。
●生命保険料控除
 生命保険や生命共済などについて、支払った保険料がある場合に、一般の保険料と個人年金保険料の別に、その支払った合計額に応じた金額が控除されます。
 一般保険料と個人年金保険料の最大控除額はそれぞれ5万円で、合計10万円です。
●損害保険料控除
 火災保険や傷害保険などの損害保険契約等について、支払った保険料がある場合に、長期保険料と短期保険料の別に、その合計額に応じた金額が控除されます。
 長期保険料は、保険期間が10年以上の契約で満期返戻金などがある損害保険等をいい、最大控除額は1万5千円です。短期保険料は、長期保険料以外のもので、最大控除額は3千円です。
●配偶者控除・扶養控除
 配偶者控除とは、その年の12月31日において、配偶者の所得が38万円以下の場合に、38万円控除されるものです。
 扶養控除とは、子供などの扶養者に対して1人あたり38万円が控除されるものです。なお、年齢が16歳以上23歳未満の扶養者がいる場合は、1人あたり63万円が控除されます。


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